毎日発信しても、強みを活かしたオンリーワンの商品ができていなければ、理想のお客様を集客することはできません。

オンリーワン商品、それは「自分しか売っていない」商品です。

その理由は、競合と比較されたときに、どこにでもあるありふれた商品の1つになってしまい、選ばれないからです。そして選ばれるために単価を下げてしまうかもしれません。

例えば、WEBデザイナーとしての経験があり、人に教えることも好きな人がオンラインでWEBデザイン講座を販売するとしましょう。

一方は「初心者でも身に付くWEBデザインのスキル習得講座」。

もう一方は「1ヶ月でWEBデザインスキルを習得し、2ヶ月目には案件受注ノウハウを身につけ、3ヶ月目以降は案件受注で実践を積み重ねる講座：講座代分を回収できるまでLINE相談し放題付き！！」。

あなたがお客様なら、どちらに魅力を感じますか？

当然後者だと思います。

「ここまでやってくれる講座は他にはない。」と感じたら、やっぱり選びたくなりますよね。

そして、オンリーワン商品が作れると、単価を上げても売れるし、競合と戦う必要もなくなり、ライバル不在の状態になれます。

ですから、選ばれるためには、あなたの強みを見つけてそれを活かしたオンリーワン商品は必要不可欠なのです。

理想のお客様を集客できない３つ目の理由は、ビジネスの全体像を理解できていないことです。

お客様を集客して、さらに商品を購入してもらうまでには、しっかりと踏んでいくべきステップがあります。

この流れを知って理解できていなければ、今自分はどこにいるのか、なんのためにそのステップを行っているのかがわからず、迷子になります。

そして、時間と労力も無駄にしてしまいます。

例えば先ほども書きましたが、売れるコンセプトが作れていないのに、SNSでやたらと発信しても何もいいことはありません。

オンリーワン商品が作れていないのに発信し続けても、発信する内容はチープなものになるし、お客様が成果を期待してはくれません。

また、お客様との関係性を構築してファン化ができていないのに、いきなり高額な商品を売ろうとしても、警戒されてしまいます。

このようなことにならないためにも、ビジネス全体の流れを理解した上で、必要なステップを一つ一つ踏んでいく必要があります。

そうすることで、お客様との関係性を築き、購買意欲を徐々に高めていくことができるのです。

ポカリスエットの例からも分かるように、商品＝お客様のお悩み解決です。

お悩みのあるところに商品は存在します。

人間の悩みにはいろいろありますが、大きく分けると次の４つにほぼ分けられると言われます。

H：ヘルス（Health）・・・健康・美容・容姿

A：アンビション（Ambition）・・・夢・将来・キャリア

R：リレーション（Relation）・・・人間関係・恋愛・結婚

M：マネー（Money）・・・お金

ヘルスは健康や美を指し、ファッションやダイエットの悩みもここに含まれます。

アンビションは、夢や将来、キャリアで、起業したい、いつまでにいくら収益化したい、どんなところでどんなふうに暮らしたい、などの悩みです。

リレーションは人間関係・恋愛・結婚で、職場での人間関係やパートナーシップ、離婚問題などがこちらに含まれます。

そしてマネーはお金の悩みです。

ただし、これらをストレートに商品にしても、選ばれる理由にはなりません。

そこで、あなたの強みを活かします。

しかし似たような強みを持っている人は沢山いますよね。

だから、あなたが持っているスキルの掛け算をすることです。

スキルを掛け算することで、すでにある人気のジャンル、競合の多いジャンルの中でも、よりニッチなポジションに絞り込んで、あなたにしかできない商品サービスを作ることができます。

競合が多い中でも、そこにあなたが選ばれる理由ができるのです。

Instagramは多くの人が使っているツールで、ここには多くのビジネスチャンスがあります。

ところが、発信に悩んでいる人は意外に多いです。

例えば、「フィードとリールはどちらを主に発信したらいいですか？」と質問されることがありますが、両者には役割があることを知っておきましょう。

フィード投稿は、主にフォロワー中心に表示されます。

じっくり読み込んでもらうことで、フォロワーさんを教育し、見込みのお客さんに変化させることができます。

それに対してリールは、発見欄に載り、拡散されることで、新規ユーザーに知ってもらえるチャンスが生まれます。

フィード派はフィードを、リール派はリールを、それぞれ好んで見ている人のことです。

両方見ているという人もいますが、現時点では、フィード投稿1に対し、リール投稿2のバランスで投稿するのが良いとされています。

ただし、これもあなたの目的に合わせて、臨機応変に対応していきましょう。

また、フィード投稿とリール投稿は見た目が全然違うので、バラバラの印象を与えてしまわないよう、縦の列で揃えてみるなどの工夫で世界観を整えることができます。

次に発信の頻度ですが、鮮度を大切にするInstagramは毎日投稿するのが良いと言えます。

しかし、動画に関してはクオリティ重視になり、「量より質」が求められるようになってきました。

そうなると、量産できないわけです。

投稿できない日があったら、せめてストーリーズは上げましょう。

また、ストーリーズは24時間で消えてしまうので、残しておきたい重要なものはハイライトに保存していきましょう。

また、集客に結びつく発信内容も重要です。

ノウハウを伝えるだけでは差別化は難しいので、

などを駆使して、プロフィールへ誘導してフォローを引き出し、公式LINEへと誘導していきましょう。

最後に、「共感と繋がり」という今年のInstagramの動向を踏まえて、アルゴリズムに応援されるアカウントにしましょう。

具体的には、ライブやストーリーでフォロワーさんからの共感を得て、さらにDMで繋がりを作りましょう。

このような発信をすることで、フォロワーさんからの信頼を得て、多くのファンを獲得することができるでしょう。

ストーリーズを制するものはインスタを制する、と言われるぐらい侮れないのがストーリーズです。

ストーリーズの目的は大きく分けて二つあります。

一つ目は教育することでファン化すること、二つ目は公式LINEなどに誘導することです。

例えば、自分の価値観の投稿。あなたが普段どんな「考え」をもち、どんな「在り方」であるのかを発信しましょう。

時にはダメだった過去も発信してみましょう。

フォロワーさんの共感を呼び、「もしかしたら私にもできるかもしれない」という希望を持ってもらえるかもしれません。

次に誘導ストーリーズの流れの一例です。

これはセミナーに集客したい時などに使われる戦略的な方法です。

のように誘導していきます。

いつもこのような発信をすると嫌われてしまいますが、セミナーに集客したいといった目的があるときは、ストーリーズを先着的に使います。

これは最もリアルに近く、ファン化を促す有効手段です。

ファン化ができると、ファンになって下さった方達がDMでいろんな感想をくれます。

DMでやり取りしていると、インスタのアルゴリズムにシグナルとして伝わり、インスタからの高評価を得ることができます。

私の生徒さんたちも、皆さんテンプレートに沿って話をすることで、最後までしっかり話をするという目標をクリアし、最終目標のセミナーなどにしっかり集客できています。

ライブ攻略のポイントは、自分の専門性における圧倒的な知識量を見せることです。

そして、プロフェッショナルという自信から生まれるトーク力を身につけることです。

「場数を重ねて上手くなってやる」というマインドを持ち続けることも鍵となります。

無料企画とは、無料のセミナーや勉強会などを開催することにより、はじめに自分から沢山の価値提供をすることです。

これによって、見込み客はあなたに信頼と安心感を抱き、個別相談へのハードルを下げることができます。

あなたの商品サービスは、お客様のお悩みを解決するものです。

しかも画一化されたものではなく、顧客の要望に沿った商品・サービスにアレンジしてあげることで感謝され、無理なセールスをしなくても「売ってください」と言っていただける状態になります。